
月に一度のボディメンテナンス。その理由とは…?
- tokiyo seki
- 12 分前
- 読了時間: 2分
私のクライアントさんは、基本的に月に一度のボディメンテナンスを習慣にしている方が多いです。
20代から70代まで、年代は幅広いのに、不思議と“意識の方向”は同じ。
自分を整えたい。
向き合いたい。
確かめたい。
知りたい。
そんなふうに、
身体を通して自分の内側と
対話している方ばかりです。
最高齢は88歳。
最年少は11歳。(そう…私の娘。笑)
身体のケアは年齢ではなく、
“今どんな自分でいたいか”
を作る習慣なのだと、
皆さんを見ていていつも思います。
定期的にケアをしていても、日常の積み重ねで筋緊張は必ず起きます。
そして、この“緊張”にどう触れるかで、施術の結果は大きく変わります。
マッサージのさじ加減は、本当に奥が深い。
繊細さだけでは足りないし、大胆さだけでも空回りする。
このバランス感覚は、何年施術をしていても、
毎回「新しい発見」をくれます。
筋肉がつきやすいタイプの方は、
強めのアプローチが必要なこともあるけれど、
やりすぎるとかえって硬直してしまう。
でも翌日には、スッと解けていくような爽快感が戻ってくる。
逆に、筋肉がつきにくく、
むくみやすいタイプの方は、
施術直後に少し倦怠感が出やすい。
それは血流や、リンパ液の流れが
大きく動き出すサインで、
翌日以降の軽さへつながる大事な過程。
どちらも“変化の途中”で起きる揺らぎ。
言い換えるなら、
身体が新しいステージへ
アップデートする前の合図なんです。
だからこそ、
不安を一人で抱えず、
一緒に言葉にだして語らったり、
ただ静かに見守ったり、
信頼関係の中で
ケアを進めることが何より大切。
施術者として、
私自身にも常に課題が問われます。
「もっと聴けることはないか」
「もっと伝えられることはないか」
「もっと寄り添う余白はないか」
月に一度のケアは、
身体のメンテナンスであると同時に、
私にとっては、人と向き合う学びの時間でもあります。
今日もまた、大切な気づきがひとつ増えました。




